和名:
ヨコヅナサシガメ
学名:
Agriosphodrus dohrni
大きさ:
1
6
~24 mm
採集できる季節:
5〜6
月
採集できる場所:
奈良教育大学の
吉備塚のクヌギ
で採集される。
説明:
里のサクラやエノキの木によくみられます。昔は九州だけでみつかりましたが、分布を広げています。虫やクモの体液(たいえき)を吸血鬼(きゅうけつき)のように吸って生きています。カメムシのなかまです。
本州(ほんしゅう)の中部地方(ちゅうぶちほう)から西(にし)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)でみつかります。
かたちの
とくちょう
つやつやとした黒い色で、大型のしゅるいです。
結合板上に黄色っぽくて白い紋(もん)をもっています。
肢(あし)のき節と、腹部の端(はし)下面は、暗赤色です。
頭は長い。
前胸
背(ぜんきょうせ)の前葉(ぜんよう)は、小さく、まん中に深い凹みがある。後葉(こうよう)のまん中にもはばの広いたて溝(みぞ)がある。
結合板(けつごうばん)は、葉状(ようじょう:はっぱのようなかたち)にひろがり、それぞれの節の背方はまるくふくらんでいる。
さんこうに
した本
原色昆虫大図鑑III 北隆館
小学館の図鑑NEO昆虫 小学館
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サシガメの幼虫の横から見た写真
サシガメの幼虫の食事のようす